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瓦web-BLOG

2017年08月29日

瓦屋根の修理に関する疑問にお答えします。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

瓦屋根の修理に関しては専門性が高いため、分かりづらかったり、理解しづらいことも多々あります。
そのズレが後々のトラブルに発展することもあります。

専門性が高いといっても、ちょっとしたことを気にしておくだけで大丈夫なので、このブログを参考にしてみてくださいね。

修理を頼んだら、全部変えろといわれた、信用できるか。

A : 瓦が3枚ほど割れていたので修理をお願いしたら、全部瓦を取り替えたほうがいいといわれました。築16年の家ですが、瓦の寿命というのは、その程度のものですか。

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Q : 瓦の寿命は30年以上といわれています。親が建てた家を、その次の世代(息子や娘の時代)に葺き替えれば、木造住宅でも100年は十分に持つという意味です。普段の管理が良ければ、現在の瓦は50年以上大丈夫といわれています。したがって、屋根材の中で、瓦は最も長持ちする、経済性にすぐれた屋根材といえるでしょう。築16年で瓦が寿命だからというのは、あまり考えられません。

または、瓦の割れた個所が問題ですが、瓦に問題があるというより、屋根の下地材が腐ったりして、その被害が屋根全体に及んでいるケースが考えられます。こうした場合は、瓦はそのままで使用できますので(一部の補充は必要)、下地の工事が中心になります。心配でしたら、業者を1社にしぼり込まないで、2〜3社の見積りを取って、別の見方(本当に葺き替えが必要かどうか)や意見を参考にすることも大切です。

他の工事店は、一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)に加盟しているところがいいでしょう。全瓦連は、全国で約2,800の専門業者が加盟している内閣府所管の一般社団法人で信頼できる全国組織です。都道府県ごとに組合事務所(全国47団体)があり、公式サイトではお近くの加盟店を探すこともできますので、電話などで直接お尋ねください。

更に、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは「リフォーム見積チェックサービス」を行っていますので、契約前にこちらへ相談されるのも良いでしょう。

雨もりのせいで野地板が腐っているといわれた、対策は。

Q : 雨漏りが止まないので、専門の工事屋さんに見てもらった所、瓦は大丈夫なのに、スキ間から入った雨水のせいで、野地板が腐っているといわれました。どのような工事を頼んだら雨漏りが止みますか。

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A : 屋根瓦の下には、防水用の様々な下葺材が使われています。古い工法では、杉の皮の上に土を敷いたりする土葺き工法が残っている場合もありますし、最近のように防水シートの上に瓦を固定したり、地域や時代によっていろいろです。

野地板は、さらにその下ですので、これが腐っているとなると、ある程度大がかりな修理を覚悟しなければなりません。屋根の「もや」や「つか」、場合によっては、「はり」など、家を支える大切な構造材にまで影響を及ぼしているかもしれないからです。そうすると、屋根全体の葺き替えはもちろん、全面的なリフォームにまで発展してしまいます。

こうした大事になる前に、台風や大雨のあとに、点検を気軽に頼める工事店を確保しておくなど、家を守るための日頃の管理が大切です。
posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年08月25日

屋根工事の場合も設計料がかかりますか?

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

屋根工事は専門性が高いため、新築や修理の際その内容がわかりにくいこともあります。
わかりくいからトラブルのもとになることもあります。

そういったトラブルをなくすには、わかりくいことを分かりやすくすることです。今回は屋根工事に関する質問をまとめました。

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屋根工事の場合にも、設計料はとられるのですか。
また屋根の設計料はおいくらですか。

建築工事の場合は、どのような工事であっても「必要」とお考え下さい。
新築の場合は全体の設計料の中に含まれていますので、改めて屋根だけの設計料の心配をすることはありませんが、屋根の葺き替えやリフォームの場合でも、普通の設計料(全体工事費の10%前後)と同じくらいの設計料がかかるものとお考え下さい。
業者によっては、調査費や設計費、打合せ費用などを「諸費用」として提示する場合もあります。

屋根の設計料については、地域や業者によって千差万別です。委託する場合は、必ず最初にご確認ください。

先日、屋根工事で補修を無事済ませましたが、見積りの時よりも18%も多い請求が来ました。いずれも追加工事(3件)と書いてありますが、どこまでが本当の工事で、何が追加工事かどうも釈然としません。

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結論からいうと、見積り項目に書かれているものが本来の工事です。
通常、それに含まれないものは、「除外事項」として記入されています。
除外事項のうち、「これもやってほしい」と依頼した場合は、追加工事となります。

また、工事の途中で新しい問題が発生して、その対応策を施主側が頼んだ場合も追加工事として請求されることがあります。
工事業者が勝手に工事を増やして、その分を請求するのは、悪質業者がよくやる手口ですので、見積書や契約書に書かれていない工事をする場合は、その都度、内容と経費を確かめることが必要です。

追加請求について納得できないときは、住まいるダイヤル(電話:0570−016−100 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)など、専門の機関にご相談下さい。

梅雨のせいで工事期間が2週間も伸びて、入居時期が大分ズレそうな気配になって来ました。現在の住まいを出る期限を延長しなければならない等、余分なお金がかかります。工事業者に補償を請求できるでしょうか。

工事契約書には、必ず引き渡し日が記載してあるはずですから、その引き渡し日を守れない時の処理方法も、契約約款に書いてありますので、もう一度ご確認下さい。

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ふつう工事業者は、雨の日も計算に入れて工期を組み、さらに予備日を見込んで引渡日を決定しますので、大幅に遅れることはあまり考えられません。
それでも延びてしまって、ご相談者のケースのように具体的にお金は必要となる場合も出て来ます。仮に請求したとして、満額回答が得られるかどうかは、大変微妙な問題ですので、住まいるダイヤル(電話:0570−016−100 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)など、専門の機関にご相談下さい。
posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年08月22日

瓦屋根にソーラーパネルの設置をご検討している方へ。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

屋根は住宅の中で一番太陽に近い場所になります。
なので、住宅の屋根にソーラーパネルを設置されるところも増えてきました。今回は屋根にソーラーパネルを設置する際に知っておいて欲しい内容です。

知人が、訪問セールスにソーラーパネル(太陽光発電)の設置を勧められ、瓦屋根の上にソーラーパネルを設置したところ、雨漏りしてその解決に大変だったと聞きました。わが家も検討中ですが、心配です。

瓦屋根であっても、ソーラーパネルの設置から配線まで正しく施工すれば雨漏りの心配はありません。
現在、設置用に様々な専用金具やソーラー設置用の瓦が開発されています。

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お知り合いのケースは、通常、瓦屋根へのパネル設置については瓦屋根工事業者が、配線などは電気工事店が担当するのですが、未熟な工事業者が無責任な施工をしたためだと思われます。実際、瓦屋根工事をしたことがない業者が瓦屋根の上にパネルを設置して、雨漏りにつながったという事例が多々あります。また、訪問形態の業者には悪質業者が多いのも事実で、ソーラーパネル設置に関するクレームの多くはこのような業者が施工したものです。

瓦屋根へのソーラーパネル設置については、一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)に加盟している工事店に相談されるといいでしょう。全瓦連は、全国で約2,800の専門業者が加盟している内閣府所管の一般社団法人で信頼できる全国組織です。都道府県ごとに組合事務所(全国47団体)があり、公式サイトではお近くの加盟店を探すこともできますので、電話などで直接お尋ねください。

我が家は洋風の瓦屋根です。ソーラーパネル(太陽光発電)を設置したいのですが、どこへ相談したら良いか教えてほしい。

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瓦の上にソーラーパネルを設置するのは屋根工事店、配線などは電気工事店が受け持つのが一般的です。
瓦屋根の専門業者は、ソーラーパネルの設置もしている業者が多数いますので、一般社団法人全日本瓦工事業連盟に加盟している工事店に相談されるといいでしょう。

一般社団法人全日本瓦工事業連盟は、全国で約2,800の専門業者が加盟している内閣府所管の一般社団法人で信頼できる全国組織です。都道府県ごとに組合事務所(全国47団体)があり、公式サイトではお近くの加盟店を探すこともできますので、電話などで直接お尋ねください。

ソーラーパネル設置後のトラブルで「雨漏りした」という相談が多々あります。悪質な訪問業者であったり、瓦屋根の工事未経験者が工事にあたったりすると、このようなトラブルの元です。


築30年の瓦屋根です。詳しい瓦の種類はわかりませんが、陶器瓦だと思います。ソーラーパネル(太陽光発電)の設置を検討しているのですが、このような古い瓦の上にソーラーパネルを設置できますか。

設置できるかどうか、瓦だけではなく下地(野地板や垂木など)の状態もしっかり専門家に調査してもらう必要があります。瓦も下地も十分耐久性(設置に耐えることができる状態)があれば、設置用に様々な専用金具やソーラー設置用の瓦が開発されているので設置できます。

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しかし、野地板が腐食していたり、瓦の施工方法が悪かったりで設置できないケースも多々あります。この場合、ソーラーパネル設置以前に、屋根のリフォーム時期が来ているといえます。予算があればリフォームと同時にソーラーパネルも設置すれば、2回に分けて工事するよりも、足場代や瓦の取り外しといった工事費を抑えられますのでお勧めです。
posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

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