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瓦web-BLOG

2017年11月20日

屋根工事のクーリングオフについて注意してほしいこと。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

訪問業者の勢いに押されて契約したものの、冷静になって考えてみたら腑に落ちないことがある、納得できない。そんな場合もありますよね。そういった場合には「クーリング・オフ」という制度があります。

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 「クーリング・オフ」とは、契約した後、頭を冷やして(Cooling Off)冷静に考え直す時間を消費者に与え、一定期間内であれば無条件で契約を解除することができる特別な制度のことをいいます。
 一度契約が成立するとその契約に拘束され、お互いに契約を守るのが契約の原則ですが、この原則に例外を設けたのが「クーリング・オフ」制度です。(国民生活センターより


クーリングオフは、屋根の工事でもOKか。
近くに住む友人の話では、屋根工事のような契約は、クーリングオフが効かないと言っています。事実3年前にその友人が外壁工事を頼んだ時に、クーリングオフを申し出たが断られたそうです。本当でしょうか。

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A:
明らかに間違いです。お友達のケースは、詳細を伺ってみないと判断できませんが、屋根工事や外壁の張り替え工事は、「特定商取引法」(旧訪問販売法)の規制対象ですので、クーリングオフ(契約解除)をすることができます。

但し、その契約が訪問販売を受けた契約であること、契約後8日以内であること等の条件がつきます。この条件を満たす場合であれば、違約金や材料費等を一銭も払うことなく(しばしば業者は、いろいろと口実をつけて請求してくるようです)、通知するだけで契約を解除することができます。

しかし上記の条件(訪問販売ではない、8日以上経っている等)を満たしてない場合は、別の解決方法を探らなければなりませんので、ご注意下さい。解決方法については、住まいるダイヤル(電話:0570−016−100。公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)など、専門の機関にご相談下さい。

■特定商取引の対象商品
特定商取引とは、訪問販売、通信販売、電話勧誘販売、連鎖販売取引(マルチ)、特定役務提供(エステ、語学教室など)、業務提供誘引販売取引(アルバイト)、ネガティブ・オプション(商品の一方的送付)の7種をいいます。それぞれの取引の指定する商品、権利、役務等は多岐にわたりますので、詳しく知りたい方は、消費者庁「特定商取引法ガイド」へアクセスしてください。ちなみに、屋根工事は、訪問販売の指定役務の中に含まれています。


クーリングオフの書式サンプルがあったら教えてほしい。
昨日、私の出張中に、母が訪販工事業者の契約書にハンを押してしまいました。瓦屋根の修理だけで月々3万円以上のクレジット契約、総計215万円もの契約になっています。大至急解約の手続きをとりたいので、書式と方法を教えて下さい。

A:
お母さんがご自身で業者を呼んだのでなければ、また契約日から8日以内であれば、クーリングオフの対象となりますので、契約書に記入している方の名前で下記のような文書(はがきよりも封書)を相手先に送ってください。

クーリングオフの書式サンプルがあったら教えてほしい。|トラブル処理.png

またクレジット契約になっているようですから、クレジット会社にも同趣旨のものを送ってください。
文書はそれぞれ3通(計6通)必要となりますので、コピーしてから印鑑を押します。文字数等の規定は、郵便局で教えてくれます。配達証明は、小さな特定郵便局では扱っていませんので、本局に行って手続きをしてください。
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posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年11月17日

寒くなる季節に知っておきたい、雪と瓦屋根の関係。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

日を追うごとに寒くなってきましたね。
本格的な冬はこれからですが、その前に知っておいてほしい、雪と瓦屋根の関係です。

瓦には断熱材が不要といわれた、本当か。
バスの中で、子供を連れた30代ぐらいの主婦2人が「瓦屋根には断熱材が不要みたいよ」と話しているのが聞こえてきました。ホントでしょうか。

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A:
それは瓦が断熱材の役割をしているので、瓦屋根には断熱材が必要ない、という意味で話されていたのではないでしょうか。室内の温度を一定に保つために、床、壁、天井(屋根)に断熱材は不可欠です。

屋根の場合、夏は直射日光を遮って外部からの熱の侵入を防ぎ、冬は室内の熱を外部に逃がさないようにすることが断熱材に求められます。 最近大きな話題になったように、昭和30年代以降、普通の民家でも、断熱材としてアスベスト(石綿)が大量に使われ、健康に大きな危険を及ぼすことが報じられました。断熱材にこうした心配をしなければならないのは、大変理不尽ですが、被害が30〜40年後にはじめて表れるとなると、見逃すわけにもいきません。

瓦には、その断熱材と同じ働きがあり、スレート系や金属系屋根材よりも優れていることが熱伝導率テストなどで裏づけられています。瓦屋根が夏涼しく、冬暖かで、しかも冷暖房費の軽減や結露防止、そしてお住まいの方の健康維持にも一役買うのは、高い断熱性を備えているからなのです。

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瓦屋根にしたいが凍害が心配。
私の実家は新潟県の片田舎にあります。両親と同居するのを機に、家を建て替えることになりました。瓦屋根にしたいのですが、豪雪地帯なので凍害が心配です。


A:
寒冷地では、冬場に亀裂や剥離などの凍害が起きやすいため、昔は瓦をあまり使いませんでした。しかし現在では、瓦の吸水率の低下や強度増大などの性能が向上し、凍害テストでも瓦の優れた耐寒性能が立証されています。安心して採用して下さい。

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積雪地域で求められる屋根の機能には、次のようなものがあります。
・雪による凍結を防ぐ
・屋根からの落雪を防止する
・雪による瓦のズレや割れを防ぐ
・雪の吹き込みを防ぐ

寒冷地の屋根材は、凍結と融解による損壊に強い品質が必要です。三州瓦は粘土瓦のJIS で定められた耐凍害試験(水中に24時間以上浸して吸水させた後、−20度で8時間以上凍結)や凍結融解試験(凍結融解を繰り返す試験)を実施した結果、ひび割れ、剥離は認められず、確かな耐寒性能が実証されています。

瓦屋根にしたいが、積雪地帯なので迷っている。いい方法を教えて。
私の住んでいる地域は日本海側の豪雪地帯なので、瓦屋根にすることにためらいがあります。雪に強い瓦屋根というのはあるのでしょうか。

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A:
施工では、雪の場合も基本的には地震や強風対策と共通で、「屋根を強くする工法」が必要です。こうした基本の上に、地域の気候風土の違いによって、様々な工夫がされています。落雪を防ぐために雪止瓦や雪止金具を使う。雪の吹き込み対策として、軒下を深くしたり、袖瓦にメタルをかませたり。吹き込みよりも雪の重みを軽減するために、軒下を浅くする工法を採用するなど、その土地によって多種多様です。したがって、瓦屋根をご希望の場合は、地域で独自のすぐれた技術を蓄積してきた地元の信頼できる屋根工事店にご相談されるのが一番でしょう。
posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年11月13日

「お宅の瓦が割れている」「今なら安くしておく」の誘い言葉には要注意です。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

住宅リフォームの中でトラブルが多いのは残念なことに屋根工事です。
もともと高いところにある屋根は住んでいる方が目が届きにくいため、専門的なことを言われると不安になりがちですよね。
トラブルを起こす業者はそういった不安要素を巧みに出し、何度も訪問を繰り返すといったこともあります。迷惑な訪問業者には毅然とした態度で望んでくださいね。

隣の屋根工事をしている業者から、お宅の瓦も壊れているといわれた。
3日程前から隣家で屋根工事の葺き替え工事をしている業者が突然訪ねて来て、2階の軒先周辺の瓦の割れているのが見つかった、今なら隣家と一緒に効率的に工事ができるので、30%割引きにする、といわれました。屋根工事で30%引き等は当たり前なのですか。

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いわゆる「見本工事商法」に酷似しています。見本工事商法とは、近くで工事をやっている、モニターになってくれれば特別料金で工事できるといって、その日のうちに契約を急がせるやり方です。

特別料金、あるいは30%引きが安いかどうかは、地元の業者2〜3社から見積りをとって比較してみなければわかりませんが、契約はそれからでも遅くありません。いずれにしてもこのケースは、特定商取引法の対象になりますので、トラブルにまき込まれないよう注意して下さい。住まいるダイヤル(電話:0570−016−100。公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)など、専門の機関にご相談下さい。

また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは「リフォーム見積チェックサービス」を行っていますので、契約前にこちらへ相談されるのも良いでしょう。


何度断ってもセールスが訪ねてくる。何かいい方法はないか。
昨日お昼、インターフォンのチャイムが鳴って「お宅の瓦の割れているのが見えた。5000円で修理する」というので断ると、翌日の同時刻にまた同じ声で「3000円にまけておく」といわれました。「そういうことは工務店にまかせているから」と断ると、「近くに工事に来ているから親切でいっているのに何だ」と突然口調が変わり、「明日も来る」と捨てゼリフを言って帰りました。○○○リフォームといっていましたが、どう断ればいいでしょう。

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女性や子どもの居る時間をねらって、こうした恐喝まがいのセールスをする悪徳業者が全国で横行して、瓦メーカー、工事業界はともに迷惑しています。

こうした行為は訪販法に違反しているだけでなく、各自治体が制定している「迷惑条令」等にも明らかに抵触します。警察沙汰にするのはあまり望む所ではありませんが、近くでも同様の行為をしていると思われますので、交番や駐在等に相談するか、国民生活センターの消費者ホットライン(電話:188)やお近くの消費者相談センターにご相談下さい。ちなみに、屋根の補修・修理が、いまの時代、わずか数千円でできるはずがありません。
posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

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