三州瓦−瓦Web−

三州瓦の愛知県陶器瓦工業組合公式サイト。三州瓦の歴史、三州瓦の性能・製品情報・CADデータ、かわら相談など。

新着情報 資料請求 組合概要 リンク集 サイトマップ
TOP




三州瓦の再利用 組合員紹介

瓦web-BLOG

2017年11月02日

ガイドライン工法の基準について。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

ガイドライン工法というのは瓦屋根の暮らしを安心安全にするための施工基準です。
工法という括りでお伝えしているため、様々な疑問点も出てくるかと思います。細かいことになりますが、質問の趣旨にお答えしていきますね。

ガイドライン工法は、JIS規格とどう違うの、教えて。
「ガイドライン工法」ともう一つの国の基準であるJIS規格の関係について教えてください。

A:
「ガイドライン工法」は、国が定めた耐風、耐震などをクリアするための施工基準です。ここで、良い工事をするためには、それにふさわしい良い屋根材を使うことが前提条件となります。
屋根材はふつう、瓦などの「主資材」と、瓦を固定するための「副資材」(クギ、ビス、銅線などの緊結材、雨漏りなど防水性を必要とする下葺材、その他)に分けることができます。最近では、瓦を固定する桟木に、スギ、ヒノキなどの天然木でなく、防水・防腐効果の高い合成樹脂やアルミなどの人工桟木も副資材に加えています。

121-6.jpg

JIS規格(日本工業規格)は、これら屋根材の品質を保証する基準で、三州瓦は、JIS規格に添ってつくられています。
周知のように陶器瓦(粘土瓦)は、その製法や形状、寸法がJIS規格によって細かく決められています。また、その重量や曲げ破壊荷重及び吸水率、耐凍害性についても、細かな基準が設けられています。瓦のパンフレットや広告でよく目にするJ形、S形、F形は、JISの形状分類によって決められた表示方法を、そのまま表現したものです。瓦以外の副資材についても、それぞれJIS規格があり、その品質レベルを保つことが決められていますので、これらのすぐれた屋根材を使って「ガイドライン工法」を行えば、一級の工事が実施されたと見ることができます。


市役所に耐震工法について訊ねても、ガイドライン工法については知らないといわれた。なぜ。
つい先日、市役所の窓口に行って、耐震建築の資料(パンフレット等)をもらって来た時、屋根のガイドライン工法について訊ねても、全然知らないようで、屋根は軽いほうがいいですよ、というだけで、あまり一般には普及していない感じを受けましたが、他の地域も同じですか?

A:
巨大地震が起こるとされている東海地方や、中型地震が頻発している一部地域を除いて、地震に対する意識が低くなるのは、残念ながらご指摘の通りのようです。一般の人々の関心が薄れるのに比例して、本来、率先垂範して対策をたらなければならない役所にも、同じような傾向が見られるのは、大変残念です。大地震が来るぞ、といって、いたずらに恐怖心をあおり続けるのも考えものですが、無関心というのがいちばんいけません。

ガイドライン工法説明画像2.jpg

ガイドライン工法については、当組合をはじめ関係業界が一生懸命努力している所ですが、PR不足であることは確かですので、今後とも機会のあるごとに、徹底化をはかっていきたいと考えています。とくに、市民の方々を指導する立場にいる役所の担当の方々や、世論をリードするマスコミの方々には、重点的にPRしていく予定です。建築基準法の意図にもハッキリと伺えるように、耐震、耐風は、家の構造全体を考えて取り組んでいくべきもので、ただ単純に、「屋根は軽いほうがいい」といった誤った偏見がひろがらないように、努力していくつもりです。いずれにしても、人命に関わる重大事ですので、一般の方々の理解、支援を受けながら取り組んでいくのが組合の基本姿勢ですので、ご協力下さい。
posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

瓦web [TOP]

愛知県陶器瓦工業組合公式サイト。三州瓦の歴史、三州瓦の性能・製品情報・CADデータ、かわら相談など。


人にやさしい三州瓦
愛知県陶器瓦工業組合    〒444-1323  愛知県高浜市田戸町1-1-1  TEL 0566-52-1200 (代)  FAX 0566-52-1203