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2016年11月25日

瓦屋根に使われる代表的な屋根形状のご紹介

こんにちは〜。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

一言で屋根といってもじつは様々な形があります。そして、その形によって呼び名も変わってくるものです。
今回は瓦屋根に使われる代表的な屋根形状のご紹介をしていきますね。

1:切妻屋根(きりつまやね)

切妻屋根は、屋根の妻側を半分に切ったような形からその名がついています。

スライド1.jpg
上からの雨を素早く排水するための形状として一番良い屋根形状です。雨の多い日本で切妻屋根が一番多い理由は雨に対して一番強いことからきています。段差が少ない形状のため雨の侵入を防ぐということなんです。

2:寄棟屋根(よせむねやね)

屋根の角の部分から棟と呼ばれる山折りの部分が寄せ集まってくる形から、寄棟屋根と言われます。
スライド3.jpg

寄棟屋根の見た目は凹凸ができるため、デザイン性が高まります。

3:入母屋屋根(いりもややね)

屋根面の上の方が切妻屋根になっていて、下の方が寄棟屋根になっている屋根形状のことです。

スライド2.jpg
この入母屋屋根の歴史は古く、弥生時代の集落遺跡である「登呂遺跡の竪穴式住居」が茅葺きの入母屋屋根で復元されています。また、家形の埴輪(ハニワ)にも入母屋屋根であるものが多いのです。古来より日本では、切妻屋根は寄棟屋根よりも尊ばれ、その組み合わせでもある入母屋屋根は、最も格式が高い屋根として重んじられていました。
この入母屋屋根は西洋では少ないのですが、中国、韓国、台湾など東アジア、東南アジアの寺院では良く見られる屋根形状です。

瓦屋根の各部位の呼名

それぞれの屋根形状に瓦を施工する際、その部位によってそれぞれ呼び名がついています。さらにはその部位によって使われる瓦が違ってきて、それぞれにあった瓦が使われます。一言で瓦と言ってもいろんな種類があるのはこういった理由からなんです。

スライド4.jpg
屋根の最上部に水平に設けた棟のことを大棟部と呼びます。別名で本棟部(ほんむねぶ)と呼ばれることもあります。この部分にはのし瓦・冠瓦・鬼瓦などが使われます。
そして、上部から隅の軒先に向かったものは隅棟(すみむね)と呼び、大棟と同じようにのし瓦・冠瓦・鬼瓦などが使われます。

屋根面の一番の面積が大きい部分を【平部(ひらぶ)】と呼び、一般的に知らる瓦の形、桟瓦(さんがわら)はここに使われます。屋根の一番下側の部分は【軒先部(のきさきぶ)】と呼び、軒先瓦という瓦が使われます。

軒先部から大棟部へと斜めに上がっていく部分を袖部(そでぶ)、またの名をケラバ部とも呼びます。この袖部を押さえ、補強するために取り付けられる丸瓦を風切丸と呼びます。

さいごに

屋根の代表的な形状と、瓦屋根の各部位をご紹介しました。一言で屋根と言っても、様々な種類があるのをお分かりいただけたでしょうか?
屋根形状や、瓦屋根の部位を覚えておくと修理依頼や屋根デザインを考える際、工事店さんとの打ち合わせがスムーズにいきます。イメージ通りに家を仕上げるための参考にしていただけたら嬉しいです。



posted by サンちゃん at 10:00| Comment(2) | 新着情報
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