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2016年11月28日

瓦の屋根の家はなぜ長持ちするのか?

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

いよいよ本格的に冬が始まりますね。
家は冬の寒さから守ってくれるものですが、外気温と室内の湿度差から生じる「結露」は案外厄介なものです。この結露はそのままにしておくと、住宅自体の耐久性を損なう原因になってしまいます。
今回は瓦の家と結露のお話です。


結露が及ぼす住宅への影響

そもそも結露とは、温度差の高いところで空気中の水分が液体化して水滴となる現象です。冷たいグラスの表面に水滴が付着しているのと同じです。
結露は屋根材と切っても切れない関係にあります。

住宅に屋根材をのせるさい、野地板という部分を作ります。この野地板は住宅の要ともなる部分で、この野地板が腐朽すると風などの振動で止め釘が抜けて屋根材が飛んでしまったり、雨漏りがして構造材も腐ってしまい住宅の骨組みが歪んで壁や屋根に亀裂が生じ、そこからさらに雨が侵入し、住宅全体の耐久性を落としてしまいます。

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この野地板の腐朽の多くの場合、野地裏結露が引き起こすといわれています。野地裏結露はどのようにして起こるのでしょうか。

高断熱、高気密だと湿気の逃げ場所が無くなる

高断熱・高気密化が進んだ住宅は、空気の逃げ道を失います。室内で温められた空気は水蒸気を含んだ状態で家の中を上昇し、小屋裏へと集まります。このとき空気が上手く外に排出されればよいのですが、小屋裏換気ができない状態にあると暖かい空気が小屋裏に溜まり、冷たい外気の影響を受け野地裏で結露するのです。

瓦屋根の構造は結露しにくい。その理由とは。

瓦屋根の施工法の特徴は、屋根下地と瓦の間に空気層があることです。

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この空気層により空気が循環され、湿気がこもらないので結露も起きにくい、すなわち野地板が腐朽しにくい屋根構造となっているのです。

他の屋根材の野地板構造

他の屋根材の場合、屋根下地と屋根材がくっついているので空気の逃げ道がない状態です。

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逃げ道を失った温かい空気はやがて夜間の温度差で冷却され、液体化し結露となってそのまま野地板に住み着いた状態になります。結露はそのまま野地板に侵入し、やがて腐朽していきます。

結露は住宅にとって大敵だということがお分かりいただけましたでしょうか。

瓦屋根は素材の断熱性だけでなく、施工法による断熱効果も高い素材です。

瓦が他の屋根材と大きく違う点は、その工法により屋根下地と瓦の間に空気層があることで熱が屋根下地に伝わりにくい構造になっています。この空気層の役目は断熱性を高め住みやすくするということもありますが、空気を循環させることによって結露を防ぎ、住宅全体の耐久性をも高める役目を持っています。

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長く住み暮らす家ですので、家を長持ちさせるコツも知っていただきたいなと思います。そのためには屋根材選びはとても重要です。
皆さんの住まいづくりの参考にしてくださいね。

posted by サンちゃん at 13:07| Comment(4) | 新着情報
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