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2016年12月19日

瓦に関する質問集〜三州瓦編〜

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

今回は三州瓦に関する質問をまとめました。
質問が寄せられるということは関心があるということですよね。
みなさんの「なぜ?」にお応えできたら嬉しいです。

Q:三州瓦は「地域ブランド第1号」と聞きましたが、他に地域ブランドの瓦はないのですか?

特許庁(経済産業省)の第1回(06年10月27日)の認定では「三州瓦」だけが唯一瓦の地域ブランドとして発表されました。
その後第2回目(07年1月16日)の追加発表11件のうち、愛媛県の菊間瓦が瓦の第2号ブランドとして認定され、その仲間入りを果たしています。

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現在の詳しい申請状況は分かりませんが、全国で40ヵ所近くあるといわれる瓦の産地のいくつかは申請中と考えられますので、それらの中から今後瓦の地域ブランドが誕生する可能性は十分ありえます。
とくに三州瓦に次ぐと言われる島根県の石州瓦や兵庫県の淡路瓦(この3種で、88.1%のシェア)は、今後の「周知の徹底」(特許庁)次第によっては第3号、第4号の地域ブランドに認定される可能性があります。
特許庁の地域団体商標推進室によると「全国的な知名度を獲得し、特定の事業者の商品であることを識別できる」(地域団体商標制度、第3条第2項)ことが地域ブランドとしての必要条件とされています。
但し新たに地域ブランドが加わっても「三州瓦」の認定第1号の評価が揺ぐものとは考えられません。
全国の瓦の6割近い圧倒的なシェアを誇る三州瓦は文字通り日本の瓦の代表選手といえましょう。

Q:家を新築するので屋根には三州瓦をと考えていますが、会社の同僚に「三州瓦は高いからスレートにした方がいいのでは」といわれました。ホントでしょうか?

イニシャルコスト(当初費用)でいえばスレート系屋根材は確かに三州瓦よりも安いですが、後々メンテナンスコストがかさみ結果的には高いものにつきます。
たとえば、三州瓦の陶器瓦の設計価格は1平方メートル当たり約8,500円、彩色石綿スレートは約5,000円が標準的な予算の目安で、屋根面積100平方メートルに使用した場合、三州瓦は約850,000円、彩色石綿スレートは約500,000円で、スレートの方が安く仕上がります。

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ところがスレートの場合、10年も経てば色があせてきますから、屋根の塗り替えが必要になります。
塗装料金は1平方メートル当たり約5,000円で約500,000円かかりますが、さらに20年経てば、スレートはまた退色して、塗装料金がさらに約500,000円必要になります。
つまりスレート系屋根材の場合、家を建ててから30年間で約1,000,000円の塗装料金がかかり、トータルコストでは約1,500,000円の費用が必要になります。
三州瓦は色あせしないため、塗装などのメンテナンスの必要が少なく、30年後のトータルコストで計算すれば、約650,000円も安くなるわけです。

Q:三州瓦を部屋のインテリアとして飾りたいので、数枚だけ欲しいのですが、(愛知県陶器瓦工業組合では)小売りをしていますか。

残念ながら、愛知県陶器瓦工業組合では三州瓦の小売りはしていません。ただし、三州瓦工業協同組合では、屋根瓦や置物、装飾品などを通信販売しています。

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Q:寺院巡りをするのが好きで、様々な鬼瓦を見ているうちに自分でも作ってみたくなりました。鬼瓦を作れる所があれば、紹介していただけませんか。

瓦の産地として知られる山梨県中巨摩郡若草町の「若草町瓦会館」(TEL. 055-283-5870)や、静岡県周智郡森町にある「アクティ森」(TEL.0538-85-0115)、鬼瓦公園で有名な京都府加佐郡大江町役場の工房(TEL.0773-56-1101)などでは誰でも鬼瓦作りにチャレンジできます。

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また、三州瓦の中心生産地、高浜市にある「高浜市やきものの里かわら美術館」では鬼面の型抜きが手軽に楽しめます。
なお、瓦業界のイベントなどで鬼瓦作りを体験できるコーナーが設けられることもありますので、全日本瓦工事事業連盟に加盟しているお住まいの地域の組合事務所に尋ねていただければ教えてもらえます。

あとがき

瓦を見る、瓦に触れる、瓦を知る。
こういった機会を増やすことが、瓦をもっと身近に感じてもらえることなのではないでしょうか。

古の時代より受け継がれてきた屋根材、瓦は時代をつなぐもの。時代だけではなく、人同士をもつなぐものとなっていってほしいなと願います。
posted by サンちゃん at 10:39| Comment(0) | 新着情報
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