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2016年12月22日

三州瓦に関する質問集〜製品編〜

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

今回は三州瓦に関する質問をまとめました。
質問が寄せられるということは関心があるということですよね。

Q:親と同居することになり、現在、二世帯住宅を建てるプランを練っています。父の希望で、 屋根材は丈夫で見栄えのする三州瓦に決めましたが、三州瓦の保証期間は何年ぐらいなのでしょうか?

新築住宅の場合、平成12年(2000年)4月1日からスタートした住宅の品質確保の促進等に関する法律「品確法」により、完成・引き渡しから10年間瑕疵保証が受けられます。
つまり、もし住宅の基本構造部や雨水の侵入を防ぐ部分 に瑕疵(不具合)があった場合、建て主は無償での修理や賠償を10年間にわたり住宅供給者(施工業者)に請求できるわけです。
 なお、リフォームの場合は、財団法人住宅保証機構が従来から設けていた住宅性能保証制度が品確法の施行に伴い、平成14年(2002年)6月1日より拡充され、リフォームもその制度の対象となり、10年間保証してもらえるようになりました。

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ただし、これは任意の制度で、利用するには住宅保証機構に登録している業者による工事が対象になります。
さらに、リフォーム部分の面積が10平方メートル以上で、工事費用が500万円以上であることや、屋根のリフォームの場合は1階の基礎工事が伴うことも必要であるなど、 保証してもらうためには様々な条件があります。登録業者は住宅保証機構検索できます。
詳しくは住宅保証機構にお尋ねください。

Q:日本一の生産量を誇る三州瓦を支えている設備や最新技術に興味があります。三州瓦はどんな環境のもとで製造されているのですか。

三州瓦はコンピュータ管理された先進の工場で、一貫した自動生産システムのもと、徹底的な品質検査を経て作られます。

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製造工程で最も重要な焼成炉の温度管理を行う司令塔としての役割を担っているのが集中管理(オペレーター)室で、ここで全ラインの様子がすべてチェックできます。微妙な温度の違いが品質に影響を及ぼしてしまうため、コンピュータにより制御し、24時間ずっと監視しているのです。温度の変化を一定時間に記録しているので、何か変化があればすぐに対応できるので安心です。

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こうした最先端のコンピュータを駆使した最新技術のおかげで、高品質で低価格の三州瓦を大量生産することができるのです。

Q:三州瓦は阪神・淡路大震災クラスの地震にも耐えられることを新聞で知り、その威力に驚きました。三州瓦の優れた性能をもっと教えてください。

瓦屋根は地震に弱いというイメージを持たれている方が多いようですが、確かなガイドライン工法に基づいた屋根であれば、阪神・淡路大震災(818ガル)クラスの地震の時でも安全であることが、財団法人 原子力発電技術機構多度津工学試験所の木造家屋による耐震テストで確認されています。

(なお、直下型地震の場合、震度は小さくとも加速度(ガル数)で阪神・淡路大震災を大きく超えることが局地的にあります)

瓦屋根が地震に弱いというマスコミ報道には殆ど根拠がありませんので、その前提そのものを疑ってかかることが重要です。地震に強いかどうかは偏にその工事方法や、家の構造が大きく関わっています。
三州瓦はこの頼もしい耐震性をはじめ、耐風性、防水性、耐火性、断熱性、耐寒性、断熱性、耐久性、遮音性、重さに対する耐圧性、耐薬品性などに秀でていることが多くのテストで確認されています。
なお、こうした科学的成果を受けて、当組合及び屋根工事業界が協力して、地震や台風に強い「ガイドライン工法」を推進しています。

Q:近々、瓦屋根をリフォームする予定です。瓦選びの参考にさせていただきたいので、材料や製造方法における三州瓦と他の瓦との違いを教えてください。

三州瓦の材料は、安城市、豊田市、瀬戸市や矢作川河口などで採掘した良質の天然の堆積層粘土にリサイクルされた瓦を混ぜたものを使っています。

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この原料は近代的な工場の先進の生産システムにより成形、乾燥、施釉、焼成、選別、包装の工程を経て出荷されます。

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製造方法において他の瓦ととくに異なる点は、焼成の段階で、1130℃の高温で13〜16時間かけて焼きしめられていることです。そのため、豪雨や台風の時でも水をはじき、雨漏りを防ぐとともに、寒冷地でよく起こる瓦のヒビ割れや、はく離などの凍害から守り、さらに、耐火性にも優れた不燃材として、火災時の類焼も防ぐという高い性能を備えた三州瓦ができ上がるわけです。

あとがき

今回は製品としての三州瓦に対する質問が多かったですね。
三州瓦となって皆さんの暮らしに役立つものになるまでには、時間と工程がかかっていることがお分かりいただけましたでしょうか?
手間ひまかけたものだからこそ、丈夫で快適な暮らしをご提供できるということです。

posted by サンちゃん at 11:14| Comment(0) | 新着情報
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