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三州瓦の再利用 組合員紹介

瓦web-BLOG

2017年12月04日

三州瓦は自然素材でできています。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

瓦屋根は体にいい素材

屋根材といってもいろんな種類があります。
そして、一部のスレート系屋根材の中には、発ガン性があるといわれるアスベスト(石綿)が含まれているものもあります。

アスベストは、戦後の一時期、建材や断熱材に大量に使われたこともあり、髪の毛の1000分の1という細かい繊維が肺に吸収されると、ガンやその他の重大な肺疾患の原因になることが分かってきました。しかも、その発症は、30〜40年後にならないと分からないというのですから、大変危険な代物です。

しかし、粘土という自然素材を使用している三州瓦にはアスベストは 全く含まれていません。釉薬瓦では無鉛釉薬を利用しており、しかもリサイクルできるため、環境にやさしく、健康にいい屋根材として、最近とくに高い再評価がされています。

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三州瓦はコストが高い?!

家を新築するので屋根には三州瓦をと考えていますが、会社の同僚に「瓦は高いからスレートにした方がいいのでは」といわれました。ホントでしょうか?
といったように「瓦は値段が高い素材」と誤解されがちです。

瓦屋根は高いというご指摘はイニシャルコストだけを比較しているものと考えられます。
瓦屋根は、金属系やスレートの屋根に比べイニシャルコストは割高(10%〜20%程度)になりますが、メンテナンス費、エネルギー費については、断然他の屋根材を引き離し、商品寿命である30年の合計の差し引きでは、むしろ「安価な耐久商品」となります。私たちメーカーは、他の屋根に比べ、瓦屋根を「安い」と考えています。

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屋根の価格を最終的にどのように考えるかの問題です。
屋根は一日で消費する生鮮食料品などと違って、非常に息の長い「耐久商品」です。瓦屋根の商品の寿命は、ふつう30年といわれ、三州瓦は50年以上ともいわれています。それを基準に考えると、その価格の中に次のようなものが含まれているのが分かります。
1・新築(あるいはリフォーム)時の屋根の代金(材料費と屋根工事費、いわゆるイニシャルコスト)
2・メンテナンス費(30年間の間に必要とされる改修費、補修・修理費)
3・冷暖房費など30年間に必要とされるエネルギー費
高い、安いという議論は、これらすべてを合計した上で比較しないと正確な所は判断できませんね。

瓦は屋根工事を一体のものなので、小売はしていません。
当組合では、瓦の小売りはいたしておりません。理由の一つは、屋根瓦は工事と一体のもので、瓦工事業者を通じてお買い求めいただきたいこと、もう一つは、一般の方が瓦を手に入れてご自分で工事をした場合、安全に責任が持てないこと(結果として危険を増長させる要因を増やすことになること)等の理由によっています。


posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年11月29日

瓦再生材「シャモット」を使用した、路盤材活用の実証実験が始まりました。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

当組合では、瓦の製造工程で発生する、規格外瓦のリサイクルに力を入れています。

瓦は焼き物のため、不規則な空隙を有した層状の構造となっています。このような多孔質の構造が、瓦リサイクル資材の特性となる吸水性や保水性を高める要因となっています。

規格外瓦を破砕した「シャモット」を今回、歩道ブロックを支える路盤材などに使用する実証実験を始めました。

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歩道は通常、地盤の上に再生砕石等の路盤材を敷き、その上に敷砂でならし、ブロックを敷き詰めます。

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実験では、組合の駐車場の一角に、通常(一般的)の敷設の他、「再生砕石をシャモットに変更」「敷砂をシャモットに変更」「再生砕石も敷砂もシャモットに変更」など6種類の条件で歩道を仕立て、今後経年変化を比較し、様々なデータを測定します。

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シャモットは摩擦性や透水性の高さが知られており、リサイクル資材としての優位性を、実験データで裏付けしたい考えです。

シャモットは、水はけの良さを生かした暗渠排水材として土木工事に使われてたり、造成材として、単なる埋め戻しではなく、軟泥土壌と混錬し施工することにより、軟泥土質の改良が図れます。また透水層として施工すれば、水はけの良好な土地になります。
舗装材、海洋土木資材、園芸資材としても利用されています。
posted by サンちゃん at 20:17| Comment(0) | 新着情報

2017年11月24日

三州瓦は素材の良さだけではなく、住宅屋根としての使命を果たすべく、日々研究を重ねています。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

三州瓦は愛知県西三河地方で生産される粘土瓦の総称で、全国で生産される粘土瓦の約70%を占めています。この原料は近代的な工場の先進の生産システムにより成形、乾燥、施釉、焼成、選別、包装の工程を経て出荷されます。

製造方法において他の瓦ととくに異なる点は、焼成の段階で、1130℃の高温で13〜16時間かけて焼きしめられていることです。そのため、豪雨や台風の時でも水をはじき、雨漏りを防ぐとともに、寒冷地でよく起こる瓦のヒビ割れや、はく離などの凍害から守り、さらに、耐火性にも優れた不燃材として、火災時の類焼も防ぐという高い性能を備えた三州瓦ができ上がるわけです。

そして、三州瓦は素材の良さだけではなく、住宅屋根としての使命を果たすべく、日々研究を重ねています。

三州瓦は何が優れているの。(性能)
三州瓦は阪神・淡路大震災クラスの地震にも耐えられることを新聞で知り、その威力に驚きました。三州瓦の優れた性能をもっと教えてください。

A:
瓦屋根は地震に弱いというイメージを持たれている方が多いようですが、確かなガイドライン工法に基づいた瓦屋根であれば、阪神・淡路大震災や東日本大震災クラスの地震の時でも安全であることが、数々の耐震テストで確認されています。
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瓦屋根が地震に弱いというマスコミ報道には、殆ど根拠がありません。その前提そのものを疑ってかかることが重要です。地震に強いかどうかは、ひとえにその工事方法や、家の構造が大きく関わっているからです。

三州瓦はこの頼もしい耐震性をはじめ、耐風性、防水性、耐火性、断熱性、耐寒性、断熱性、耐久性、遮音性、重さに対する耐圧性、耐薬品性などに秀でていることが多くのテストで確認されています。
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三州瓦の最新技術って何。
日本一の生産量を誇る三州瓦を支えている設備や最新技術に興味があります。三州瓦はどんな環境のもとで製造されているのですか。

A:
三州瓦はコンピュータ管理された先進の工場で、一貫した自動生産システムのもと、徹底的な品質検査を経て出荷されます。

製造工程で最も重要な焼成炉の温度管理を行う司令塔としての役割を担っているのが集中管理(オペレーター)室で、ここで全ラインの様子がすべてチェックできます。微妙な温度の違いが品質に影響を及ぼしてしまうため、コンピュータにより制御し、24時間ずっと監視しているのです。温度の変化を一定時間に記録しているので、何か変化があればすぐに対応できるので安心です。

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こうした最先端のコンピュータを駆使した最新技術のおかげで、高品質で低価格の三州瓦を大量生産することができるのです。

posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

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