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瓦web-BLOG

2017年07月20日

瓦は最新の住宅事情に適応する屋根材です

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

住宅の仕様は昔と比べてバリエーション豊かになっています。
木造住宅以外にも鉄筋建ての住宅も増えていますよね。瓦は最新の住宅事情に適応する屋根材です。

今度鉄筋3階建の上に、ふつうの瓦屋根をのせた家を考えていますが、何か不都合なことは起きないものなのでしょうか。お願いしているハウジングメーカーの担当者は「問題ない」といっています。

瓦屋根は木造建築の屋根として長年にわたって親しまれ、その技術を高めて来ました。
その技術は、世界有数の地震国でもあり、毎年必ず襲ってくる台風の通り道であるわが国の厳しい自然環境の中で数百年にわたってさらに磨きをかけられてきたといっていいでしょう。この技術の蓄積がRC造やS造の建築にも生かされるようになって来ました。
大都市郊外の大型マンションに、美しい傾斜を持った瓦屋根が、最近増えてきたのはそのためです。

当初公共施設など中高層の大型建築物が中心だった施工例が、ご相談のような低層木造住宅にも及んで来たため、国及び業界団体では、これらに対応する施工の標準化をはかるようになって来ました。
その成果が、平成13年の「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(一般社団法人全日本瓦工事業連盟他)に結実しています。

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このガイドラインでは、屋根の下地材に何を使ったらいいか、その下地材ごとに瓦をどのように固定してらいいか等、詳細な施工基準が決められています。したがって、鉄筋と瓦屋根という、ある意味で異質なものの組合せも、安心してまかせることができるようになりました。

住宅雑誌を読むと、有害な新建材や接着剤が原因となったシックハウスの記事が出ています。家族の中には、とくにアレルギー体質の者はいませんが、瓦屋根は、シックハウスと関係ありませんか。

シックハウス症候群は、建材(床、壁、天井)や家具、日用品などから発生する有害物質(ホルムアルデヒドや揮発性の有機化合物など)が室内にこもって、基準値以上になるために起こるといわれています。
最近の住宅は、昔の家に比べて密閉性が非常に高くなってきたために、有害物質やカビ、細菌が外に排出されずに室内にこもり、事態をさらに深刻化させています。

これを防ぐには、有機物質を発生するものを使わない、有害物質を吸着する材料を使う、換気をする(有害物質のガスやカビの原因となる湿気を屋外に出す)ことが必要になって来ます。

瓦は、その製造過程で、高温で焼成してつくるために、こうした心配とは全く無縁なヘルシーな建材といえるでしょう。
また換気については、様々な屋根の換気部材(棟部での換気部材、屋根平部での換気部材など)がありますので、設計の際に工務店や屋根工事店にお尋ねください。
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posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年07月17日

瓦の形や色は何種類あるか知りたい。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

一言で瓦と言っても数種類あります。
さらには産地別で分類するとかなりの種類の多さにびっくりするかもしれません。意外と瓦の種類って複雑なんです。
ですが、実際にお住まいになる方にはそこまでの種類を覚えなくても、新築、改築の知識に支障はありません。

今回はちょっと知っておくといい瓦の種類のお話です。

瓦屋根は、グレーの他にもたくさんあることを雑誌で知りました。瓦の形や色が何種類あるか教えてください。

日本工業規格(JIS)は、瓦(粘土瓦)の種類を、製法、形状、寸法によって、次のように区分しています。
製法による区分:釉薬瓦、いぶし瓦、無釉瓦(含塩焼瓦)の三種。
形状による区分:J形、S形、F形の三種
(三種いずれも基本形となる桟瓦を中心に、葺く場所・用途によって、軒瓦、袖瓦、のし瓦、冠瓦など4〜5種の瓦が組み合せられる)
寸法による区分:J形(6種)、S形(2種)、F形(1種)

この他に、それぞれのメーカー独自の色がありますので、順列組合せをするだけで、アッという間に数百種になってしまうことがお分かりでしょう。現在、当組合のメーカーが製造している製品の全種類を数えると、総数1200〜1300種に上ると考えられています。
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瓦屋根の家に住みたいと長年思っていますが、いろいろな屋根材の中で、何故瓦がいいのか、もう一つ良く分かりません。きちんとした性能を示す科学的なデータなどは、どこに問い合わせればいいのですか。

昔の農家によく見られた茅葺き屋根やお寺などの檜皮葺きなどとともに、粘土瓦は、1400年以上もの歴史を持つすぐれた屋根材として、人々に親しまれてきました。

屋根材は現在、陶器瓦のような窯業系、自然系、金属系、化学系、その他(ソーラー瓦など)を合わせ、約50種類もあるといわれています。その中で、窯業系の中心を占める瓦は、他の屋根材に比べ、次のような点が優れているとされています。

耐久性(長持ちする。30年間は品質の劣化が少ない。)
断熱性(熱を伝えにくいため、冷暖房費が少なくてすむ。)
耐水性(しっかり水をはじく。雨漏りしない。)
耐火性(外から来る火を防ぐ。瓦は不燃材です。)
耐触性(酸性雨など、化学物質に強い。)
遮音性(静か。雨音など外からの騒音をシャットアウトする。)

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そして何よりも、美しい(バリエーションに富んだデザインが豊富)ことが挙げられます。上記の詳しい科学的なデータについては「三州瓦の性能」をご参照ください。

家を新築するため、いろいろな住宅雑誌を見ていたら、私がイメージしていたのとピッタリの瓦屋根を見つけました。但し、設計者や施工会社の名前は出ているのに、瓦は「三州瓦」としか出ていません。どこで買うことができますか。

掲載雑誌名とページを教えていただければ、当組合加盟のメーカーをお調べして、すぐにお知らせします。

但し、当組合では、直接小売りをしておりませんので、施工会社や工務店、屋根工事店等、新築をされる工事会社を通じて、メーカーをご指名ください。また三州瓦といっても多種多様な形や色などがありますので、お知らせした商品名と色名を必ずご記入して、これら工事会社に指示してください。

お気入りの瓦屋根の詳細を知りたいときにはお気軽にお尋ねくださいね。

posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

2017年07月13日

瓦屋根の新築工事に公的補助があるか教えてほしい。

こんにちは。
愛知県陶器瓦工業組合のサンちゃんです。

瓦屋根の住宅を新築する際、しておいて欲しい補助金や補償制度のお話です。

瓦屋根の新築工事をしたいと考えていますが、特別な公的補助があったら教えてください。

県や市区町村など、全国の自治体では、家を新築する方々のために、ローンの利子補給や融資など様々な補助を行っています。
また国の機関である住宅金融公庫も優良住宅の購入のために様々な補助を行っています。瓦屋根だから特別にという例はありませんが、補助の内容は、それぞれ多種多様です。

例えば、バリアフリー住宅、太陽光などの省エネ住宅、耐震補強工事といった、個別の案件ごとに、補助・助成が行われています。自治体(県、市区町村役場)では「住まいの相談コーナー」などを設け、これらの相談に対応していますので、お住まいの自治体に一度お問い合わせください。

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瓦屋根は、屋根材の中で最も耐用年数が長いと聞きました。古いお寺やお城の屋根を見ると「なるほど」と納得しますが、一体何年ぐらい持つのですか。また、新築してから何年ぐらいの保証があるのですか。

地域の気候風土によって違いはありますが、瓦は殆どメンテナンスなしに最低30年は大丈夫です。製品によって、色あせのような劣化は若干見られますが、防水性能・耐震性能・耐久性能などなど機能(性能)的には、何の問題もありません。

金属屋根やスレート屋根では、3〜5年に一度「必ず」色の塗り替えをしないと機能や美観(色あせ・変色・サビ)が落ちてしまいますが、瓦は長年色あせることも機能劣化することは無く、その優位性は揺るぎません。もちろん、メンテナンスいらずとはいえ、長い間には、瓦がズレたり割れたりすることが稀にありますので、専門の工事屋さんにチェックしてもらう気遣いが必要です。

ちなみに、新築の場合、住宅性能表示制度(一般社団法人住宅性能評価・表示協会)を利用すると、10年間は保証されます。


工務店に「住宅性能保証制度」は無くなったが、「住宅瑕疵担保責任保険」に入っているので大丈夫ですと言われた。どう違うのですか。

住宅性能保証制度(民間の住宅保証機構)は、2008年6月30日付で新規の登録申請受付を終了しています。住宅瑕疵担保履行法で住宅性能保証と同等の対応が義務化されています。

住宅の建築について、住宅購入者等(施主)の利益の保護を図る制度には大きく以下の2つがあります。
住宅の品質確保の促進に関する法律(品確法)
特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(住宅瑕疵担保履行法)

「住宅の品質確保の促進に関する法律(品確法)」は平成12年4月1日に施行され、それに基づく国の制度で「住宅性能表示制度」があります。住宅性能表示制度は、しかるべき住宅性能評価機関が、工事から完成までを検査して、その家の性能を評価し、表示するものです。この評価住宅には基本構造部分(屋根も入ります)について「瑕疵担保期間が10年」と義務づけられていますので、安心して高い品質の住まいに住むことができます。(一般社団法人住宅性能評価・表示協会)

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一方、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(住宅瑕疵担保履行法)」は平成21年10月1日にスタート、新築住宅を供給する事業者に対して、瑕疵の補修等が確実に行われるよう、保険や供託を義務付けるものです。万が一、事業者が倒産した場合等でも、2000万円までの補修費用の支払いが保険法人から受けられます。(国土交通省住宅局住宅生産課)


posted by サンちゃん at 10:00| Comment(0) | 新着情報

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